脂肪溶解注射|術後に起こりうるトラブル・対応(テキスト版)

施術の詳細 ダウンタイム・術後経過 術後に起こりうるトラブル・対応

脂肪溶解注射|施術の詳細

薬剤によって痩せたい部分の脂肪を溶解させる治療法です。
脂肪溶解注射(リポビーン)症例写真「施術前」脂肪溶解注射(リポビーン)症例写真「注入直後」脂肪溶解注射(リポビーン)症例写真「1日目」脂肪溶解注射(リポビーン)症例写真「1週間目」脂肪溶解注射(リポビーン)症例写真「2週間目」脂肪溶解注射(リポビーン)症例写真「1ヶ月目」

【麻酔方法】
麻酔クリーム

脂肪溶解注射(リポビーン)|ダウンタイム・術後経過

【ダウンタイム】
個人差があります。

■ 腫(は)れ・赤み

約1~2 週間(注入直後は、注射の箇所に目立つ赤み・腫れが出ますが時間とともに改善します。)

■ 痛 み

脂肪溶解注射後はじんじんと熱くなるような痛みがあります。
2~3 日程このような痛みが残りますが、経過とともに治まってきます。

■ 内出血
内出血の状態
注射針があたり細かい血管が傷つくと、皮膚の下で出血し紫色になりますが、2~3 週間で消失します。

■ メイク

翌日から可能です。

■ 完 成

約1 ヶ月

【2 回目以降の治療目安】
1 ヶ月後
効果は1 ヶ月程で現れます。
さらに効果を出したいという方には、続けて注入されることをおすすめ致します。

脂肪溶解注射|治療後に起こりうるトラブル・対応

脂肪溶解注射|トラブル一覧

A) 効果が物足りない
B) 思ったよりも痩せすぎてしまう
C) 皮膚のたるみ
D) 皮膚の色素沈着
E) 感 染(化膿する)

A) 効果が物足りない

A-1トラブルの内容
薬が脂肪細胞を減らす効果には個人差があります。

A-2 対応
多少なりとも効果が実感できた時は、リポビーン注射を1 ヶ月間隔で繰り返すことをおすすめ致します。
何回必要となるかはご本人の希望によって異なってきます。

リポビーンより変化に速効性を求められる方には、脂肪吸引の手術をおすすめ致します。

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B) 思ったよりも痩せすぎてしまう

B-1トラブルの内容
薬が脂肪細胞を減らす効果には個人差があり、予測ができません。痩せすぎてしまったと感じる場合もあります。

B-2 対応
痩せてしまったのが気になる場合は、ヒアルロン酸注入や脂肪注入で膨(ふく)らますことが可能です。

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C) 皮膚のたるみ

C-1トラブルの内容
脂肪を減らす効果に加えて、肌のハリを引き締める効果があります。
しかし、稀(まれ)に痩せたことによって肌のハリがなくなる、またはシワが目立つようになることがあります。

C-2 対応
たるんだ皮膚をすっきりさせるには、サーマクールやファインリフト、糸を使ったリフト、あるいは皮膚を切り取るリフト手術が効果的です。

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D) 皮膚の色素沈着

D-1トラブルの内容
内出血がおこることは珍しくありません。
大変稀(まれ)に、内出血の血液の分解産物の色素が皮膚の中に残って、茶色の色素沈着が続くことがあります。

D-2 対応
通常内出血は2~3 週間で消失します。

(まれ)なことですが、内出血の血液の分解産物の色素が皮膚の中に残って、茶色の色素沈着が続くことがありますが、6~12 ヶ月程で薄くなっていきます。

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E) 感染(化膿(かのう)すること)

E-1トラブルの内容
注入部の熱感・痛み・腫れ・赤みが増し続けたり、長引く場合には感染が疑われます。

E-2 対応
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与を1 週間続けて経過をみます。
(まれ)なケースですが、感染がひどい場合には、切開をして膿を出す必要があります。

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