フォトフェイシャルM22治療|治療法の詳細
IPL(光エネルギー)という肌に優しい光を照射して、シミ、くすみ、赤ら顔、小じわ、毛穴の開きなどを改善する美肌治療です。シミや赤ら顔などの改善とともに、真皮層にも働きかけることでコラーゲンを増生し、肌のキメや質感を整えます。マイルドな治療で、複数回繰り返すことでより効果が実感できます。数日中に過度な日焼けをされた方や、大きなホクロや開いた傷、もしくは皮膚疾患がある箇所は治療を行わないことがあります。
【麻酔方法】
照射のときにピリっとした痛みがありますが、ほとんどの人は我慢できる程度の痛みです。
痛みに敏感な人は、麻酔クリームを塗ることで、痛みを緩和できますのでお申し付け下さい。
ダウンタイム・治療後経過
【ダウンタイム】
個人差があります。
■ 赤 み
1 日ほどで赤みは消えます。
■ 痛 み
- 照射時、多少チクチクする程度ですが、部位によっては痛みが増すこともあります。(必要があれば痛みを軽減する処置を行います。)通常、数時間~24時間程度でヒリヒリ感は消失します。
■ メイク
直後から可能です。
■ 洗 顔
直後から可能です。但し、かさぶたを引っかいて剥がすようなことは避けて下さい。
【治療後の経過】
数日後、シミやそばかすの部分が濃く浮き出たような感じがする場合があります。これは回復に向かっている傾向で、数日でカサブタとなって自然にはがれ落ちます。シミやそばかすが肌の表面の浅いところにある場合は、1度の治療でかなり薄くなります。しかし、シミやそばかすに厚みがある場合には、1度の治療で完全に消すことができないので、繰り返し治療が必要です。
※ 効果には個人差があります。症状によっては顕著な改善が見られない場合もあります。
【2 回目以降の治療目安】
3 週間~1 ヶ月後
月に1度程度のペースで、繰り返し施術されることをおすすめします。お肌に負担をかけない為にも、次の治療までに少なくとも3週間はあけてください。
【治療後の注意事項】
- 紫外線対策を必ず行ってください。
- 傷になり色素沈着が起こりやすくなりますので、かさぶたは自然に剥がれるまで(皮が再生する前に)、洗顔時に強くこする、爪で引っかくなどして無理に剥がさないようにして下さい。
- 乾燥しやすくなりますので、十分な保湿を心がけて下さい。
治療後に起こりうるトラブル・対応
A) やけど
A-1トラブルの内容
シミやくすみが強く反応し、軽いやけどを起こすことがあります。やけどを起こした箇所は赤みが続いたり水疱ができたりすることがあります。
A-2 対応
その場合は、炎症を抑えるステロイドクリームを処方致します。また、やけどの部分が色素沈着になることがあります。その場合は、漂白クリーム(ハイドロキノンクリーム)や肌のターンオーバーを早めるトレチノインクリームをご使用下さい。
B) 色素の変化(色素脱失・色素沈着)
B-1トラブルの内容
ほとんどは皮膚の色が濃い方や、施術前後に紫外線に暴露された場合に起こります。
B-2 対応
多くの場合、半年~1年程度で消失しますが、半永久的に改善しない場合もあります。施術前後はしっかりとした紫外線対策を心がけてください。
C) 肝 斑
C-1トラブルの内容
両側の頬にうっすらと広がっている茶色の色素沈着は、肝斑と呼ばれるものです。うすい肝斑の表面にあるシミにレーザー治療を施すと、肝斑が黒くなります。
C-2 対応
その場合、シミ治療としてのクリーム治療に加え、肝斑に対してトランシーノ(市販薬)やトラネキサム酸などの飲み薬をおすすめします。
D) ほくろ
D-1トラブルの内容
照射希望でないホクロは、避けて治療を行います。しかし、稀にホクロに反応することがあります。
D-2 対応
その際は、ホクロがかさぶたになり術前より薄くなる可能性があります。避けて照射希望の際は、事前にお知らせくださいませ。
E) 効果が物足りない
E-1トラブルの内容
シミの表面をうすく焼いて剥がす治療ですので、シミの厚みによっては1度できれいにならないことがあります。
E-2 対応
照射を繰り返すことで徐々にうすくなってきます。肌のハリをもたらす効果がありますが、もっとハリを出したいという方にはE-MAXやウルトラセルといった治療をおすすめします。
F) 好転反応
F-1トラブルの内容
新陳代謝が活発になることによって、肌内部に溜まっていた老廃物が出てきて、一時的にプツプツとニキビのようなものができる場合があります。
F-2 対応
1週間程度お待ち頂くと自然に引いてきます。