ステロイド注射(傷跡修正)治療|術後に起こりうるトラブル・対応(テキスト版)

治療法の詳細 ダウンタイム・術後経過 術後に起こりうるトラブル・対応

ステロイド注射(傷跡修正)治療|治療の詳細

手術後、傷跡がケロイドのように赤く盛り上がって目立つ場合に対して、ステロイド(ケナコルト)注射で傷を平らにさせる治療です。
 
傷跡の盛り上がりを平らにさせることを目的とした治療です。傷跡を完全になくすことはできません。その旨ご理解下さい。
 
【麻酔方法】
局所麻酔 麻酔テープ 麻酔クリーム
 

ステロイド注射(傷跡修正)治療|ダウンタイム・治療後経過

【ダウンタイム】
個人差があります。
 
 
■ 赤 み
 
注入直後は注射の箇所に赤みが出ますが、数時間で改善します。
 
 
■ 内出血
 
起こらないこともありますが、起こってしまった場合、約1~2 週間で消失します。
 
 
■ メイク
 
注入直後はパウダータイプのファンデーションは使用できます。翌日からは通常通り可能です。
 
 
【治療後の経過】
 
1.効 果
 
効果を実感頂くまで、1 ヶ月に1 回の治療を数回くり返すことがあります。
 
 
【副作用】
 
※ 皮膚が凹んでしまう
※ 皮膚表面の毛細血管が浮き出る
 

ステロイド注射(傷跡修正)治療|治療後に起こりうるトラブル・対応

 

効果が物足りない

A-1トラブルの内容
ステロイドの効果には個人差があります。盛り上がりの改善効果がほとんど見られないことがあります。
 
A-2 対応
ステロイド注射は1回の治療だけでは十分な効果が得られない事があります。
その場合効果が出るまで1カ月間隔で繰り返して頂く必要があります。
 
繰り返しステロイド注射しても効果が出ない場合は放射線照射の治療をおすすめいたします。
形成外科や放射線科を紹介させて頂きます。